東洋医学の特長
自然治癒力を強力に高め病気を治す
あらゆる生き物は、身体の異常を自分自身で治す作用、”自然治癒力“をもっています。東洋医学はこの自然治癒力(気・元気)を高めることが得意な医学です。ですから身体にとてもやさしい医学といえます。
未病を治す
これは未だ病気(症状等)が出現していない状況下において、将来に起こる病気を治すということです。予防医学、保健医学に特にすぐれています。
病人を丸ごととらえる
西洋医学と違い、局所の症状にとらわれず心・体質・環境・食生活等全てからその病んでいる原因を調べ、根本的に病気を治そうと考えています。
病名がつかず原因不明でも、その症状に対処できる医学である
西洋医学の場合は、病名が決まらないと治療ができませんが、東洋医学は心身のバランス「気」の調整により病気を治すことができます。
幅広く奥深い医学である
東洋医学は二千五百年も前から続いておりすべてが「人体治療」の集大成であり、そのよきものは残り、効果のないものは破棄され今日の我々に伝えられてきました。
副作用がない
いわゆる毒物の治療ではありませんので安心して治療が受けられます。
鍼灸治療によって白血球の数が急増する
白血球は細菌と戦う力を持っています。ですから、白血球が十分で活発であれば伝染性の病気にはかかりにくいのです。
鍼灸は、古くから細菌が原因の「細菌性炎症」に即効がありました。白血球の数が通常の二~三倍に増加するからです。このことは原志免太郎博士らの研究によって確かめられています。
からだの中に免疫をつくる
白血球の増加ばかりでなく、鍼灸をすることにより異種蛋白体という物質が生じ、細菌ウィルスへの抵抗力ができます。
ですから患者さんが「風邪をひかなくなった」等喜んでくれます。
養生法がある
積極的に健康になるための方法が完備されています。